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チリ、日本にとって戦略的供給国としての地位を確立

  • Ignacio Watanabe
  • 8月1日
  • 読了時間: 2分

チリと日本の商業関係は、現在これまでで最も良好な時期を迎えています。2024年には、二国間貿易が100億米ドルを超え、日本はチリにとって第3位の貿易相手国となりました。このうち約80%はチリからの輸出であり、銅、サーモン、果物といった製品が主な輸出品目です。

 

銅やリチウムといった伝統的な輸出品を除いたとしても、チリは昨年、日本市場に対して27億4,100万米ドル相当の非鉱物製品を輸出しており、輸出品の多様化が進んでいることが明らかです。この流れは、CPTPP(包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定)の存在によりさらに強化されており、同協定により900を超えるチリ製品が、日本市場への関税障壁を大幅に軽減されて参入可能となっています。

 

特に注目されるのがチリ産サーモンで、2024年には10億7,200万米ドルの輸出額を記録し、日本は同製品にとって世界第2位の輸出先となりました。さらにワインや生鮮果物、グルメ製品の存在感も増しており、これらは高品質かつ持続可能な生産背景により、日本の消費者からますます高い評価を得ています。

 

またチリは、冷凍太平洋サーモンの約96%、日本が輸入する銅の3分の1以上など、25を超える製品分野において日本の主要供給国となっています。さくらんぼ、アスパラガス、オリーブ、ウニの缶詰といった商品も、日本の店頭で存在感を強めており、リンゴやサービス分野の新たな市場参入も模索されています。チリのサービス輸出はこの4年間で416%も増加しています。

 

このような成功は外交政策だけの成果ではなく、「ChileJapón Consultores」のような企業の貢献も大きな要因です。ChileJapón Consultoresは市場調査、ビジネスマッチング、商業代理業務を専門とし、チリ企業が日本という高い要求水準を持つ市場で成功するためのサポートを提供しています。現地の知識と戦略的ネットワークを活かし、同社は両国の間の橋渡しとして機能し、長期的な関係と効果的なビジネスを実現させています。

 
 
 

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